去る、平成28年2月8日（月）青年部会では視察研修会を開催し、8名が参加しました。
今回は、独立行政法人国際協力機構東北支部（JICA東北）様と㈱JAC様に快く見学を受け入れていただき、研修会の開催についてもご協力をいただきました。
JICA東北支部様には、過日開催された宮城県青連の事業研修会でも講師をとして石巻にお越しいただいており、今回も市民参加協力課 高橋 宏彰 様 市民参加協力課 布施 京子 様のお二人にお話を伺いました。
ちなみに高橋様は石巻のご出身で、弊部会の会員にも同級生が何名かおりその話でも大変盛り上がりました。
前回の研修会でお話いただいた内容よりさらに踏み込んで、従業員を海外研修に向かわせるための制度の概要であったり、自社の商品・サービスを途上国で販売する場合の調査費や補助金の額などについてお話いただきました。
喫緊に海外展開を考えている弊部会員は残念ながらおりませんでしたが、知っているようで知らなかったJICA様の制度を詳しくお伺いすることが出来たほか、法人会会員の中でも本制度に興味を持っている会員さまが多数いらっしゃいますので、今後はそういった会員向け説明会などにつなげていきたいと考えております。
次に、車で蔵王へ移動し㈱JAC様へお伺いしました。 ㈱JAC様には、弊部会で行っているエコキャップ収集活動の受け入れ先として長年ご協力をいただいており、皆様からお預かりした全てのエコキャップは㈱JAC様にて大切に再資源化されています。
まずは座学で、営業部 部長 岡田 浩子 様より業務内容やエコキャップのリサイクル方法についてお話をいただきました。
次に工場内の見学へ移動します。工場内の至る所に再資源化された原料が使用された自社製品が使われており、部会員は写真のように一つ一つ説明を受けながら進んでいきます。
再利用が可能なものは製品として、そこからはじかれたものも全て自社内で野菜を育てる肥料にしたり燃料にするなどして無駄なく使用していることに大変驚きました。
また、使用する水は自社内にて循環し、100％再利用するなど徹底されておりました。 私共も食事にレストランを利用させていただきましたが、現在工場内にリサイクルをテーマにした施設を建設中とのことで、工場内で育てた野菜を料理に使用したり、アンティークの雑貨を販売するなど、大変おしゃれな施設でありながら物を大事にする取り組みを感じることのできる施設でした。
弊会会員企業にもこういった素晴らしい取り組みを行っている企業があることに大変感動しながら研修会を終了しました。
その後、仙台市内へ戻り新年の会員交流会を開催しました。少し新年というには遅くなってしまいましたが、来年度の活動について部会員同士大いに意見交換を行い親睦を深めました。
来年度は、事業のほとんどが新しく開始する事業となります。部会員一同、精一杯取り組んで参りますので、ご協力の程どうぞ宜しくお願い致します。
