もっと、もっと、いい社会へ。公益社団法人石巻法人会

令和4年3月8日（火）石巻グランドホテルにて、AIG損害保険㈱共催「中小企業の防災・減災対策セミナー~事業継続力強化皆計画の具体的な策定について~」を開催し、18名が参加しました。

セミナー開催にあたり、共催であるAIG損害保険㈱石巻営業所 支店長の高村 貴裕 氏よりご挨拶を頂戴しました。

講師には㈱BCPJAPAN　代表取締役 山口 泰信（やまぐち　たいしん）氏にリモートでご講義をいただきました。

山口氏は長崎県雲仙市の御生まれで、故郷である雲仙普賢岳の噴火、1995年の阪神淡路大震災に遭遇し避難所の運営代表を務め、2004年の中越地震でも様々な取り組みにご尽力されるなど豊富な知識と経験があり、全国で様々な業種の企業や組織に対し講演や指導を行っております。

2011年の東日本大震災発災時も、東北の企業で防災指導中に被災されたとのことです。

講義では被災地各地の映像や画像を用いながら、大変丁寧に災害発生時の対応方法や備えておくべき備品などについてご解説をいただきました。

当地域も東日本大震災の甚大な被害を受けたあの日からまもなく11年が経とうとしております。

自身も震災から数年間は備品の準備などに気を遣っておりましたが、今はきちんと出来ているか？と問われれば以前より防災に対する意識が低くなっていると反省しました。

今回のお話を聴き、改めて「いつ来るかわからない」災害に対する備えの重要性や日々の意識・訓練を理解でき、大変参考になりました。